斑入りモンステラを増やす方法には茎伏せ(くきぶせ)とよばれる方法があります。モンステラの茎には葉の数と同じ数の節があります。1つの節には1つの伏芽があり上手に育てれば新しい個体を得ることが出来ます。
目次
茎伏せにより得られた苗
茎伏せ方法は2種類あります
茎伏せをする時には、①葉を付けたまま茎伏せする方法と②茎だけで茎伏せする方法があります。たくさんの苗を得るために両方のやり方を行いますが以下にそれぞれのメリットとデメリットを紹介いたします。
スクロールできます
①葉を付けたまま茎伏せする方法 | ②茎だけで茎伏せする方法 | |
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メリット | 葉からの水の蒸散に追いつくためにわずかな気根の伸長が促される | 葉がないことで水の蒸散がないためしおれにくい |
デメリット | 蒸散が行き過ぎるとしおれてしまい枯死につながる | 難度が高く、芽吹く確率が高くない |
茎伏せがうまくいかず枯死した例
茎伏せは比較的難しい繁殖方法ですが、うまくいくと一度にたくさんの苗を得ることが出来る方法です。頂芽挿しに比べると成功確率は下がります。
茎伏せを行う時期は春のゴールデンウイークあたりがお勧めです!冬は通常十分な温度が保てずに休眠状態となるので作業には適しません。
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