ポトス 水栽培から土栽培へ
ポトスをカットして増やす方法は以下の2通りがあります。
・一度水差しにして発根させてから用土に鉢上げする方法
・直接用土挿しする方法
それぞれのメリットとデメリットは以下となります。
スクロールできます
水差し→鉢上げ | 直接用土挿し | |
---|---|---|
メリット | 活着しない場合が少ない | 手間がかからない |
デメリット | 手間がかかる | 活着しない場合がある |
ここでは水差し→鉢上げのタイミングなどについてご紹介いたします。
カットしたポトスの先端部。水差しして2週間程度経過した状態。
上の写真で赤〇で囲んだ部分は水差しにしてから伸びた部分です。
赤〇の部分が1センチ程度に伸びた状態で鉢上げするのがよいタイミングかと思います。
カットされる前のポトスは根から取り入れた水分が茎を通じて植物全体に行き渡ります。
カットすることによって上記のような吸水はできなくなり、しばらくは切断面の茎からの吸水がメインとなります。そのうちに新しい根が伸び出して根からの吸水がメインになっていきます。
写真の状態は、赤〇部分からの吸水がメインになった時期です。まさにこのタイミングが鉢上げのベストなタイミングと考えています。
これ以上長く根が伸びだすと、根が水中用の根になってしまい用土植えに適応しにくくなるとも言われます。
目次
鉢上げから約1カ月程度経過したポトス
ポトスは水差しのままでも育てていくことができます。
土を持ち込みたくない場所やちょっとしたアクセントとしたい場合には水差しはとても素敵ですね。ただし、冬には水が冷たくなりすぎないようなるべく置き場を考えてあげたいところです。
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