ポトスグローバルはほんの一時期だけ生産されたもののすぐに生産中止となってしまったポトスです。幻のポトスとして知られている方も多いかと思います。
ポトスグローバルは突然変異により生まれた品種と言われますが、斑(ふ)や光沢(こうたく)がとても美しく造花のような雰囲気すらありますね。
数々の斑入り植物のなかでもその美しさは際立っており、ポトスグローバルを最も美しいポトスという方がいらっしゃいます。
ちなみにグローバルグリーンというポトスがありますが別の種類となります。
どちらも有名な浅岡園芸様の作出された品種となりますが、グローバルグリーンは本種グローバルからの変異品種とのことです。
ポトスの世界の奥深さを感じてしまいますね。
風水的にみたポトス
丸い葉をもつポトスにはリラックス効果が期待できるとされています。
気持ちを落ち着かせるためにリビングに飾ったりするといいですね。
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ポトスの花言葉
「永遠の富」とされ、金運アップの願いを込めることができます。
一部の地域では「マネープラント」と呼ばれたりしていて日本の銀行や企業でもよく見かけます。
開店のお祝いに贈り物として使われることもあります。
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ポトスの生まれ故郷と種類
ポトスの生まれ故郷は東南アジアやソロモン諸島をはじめとする南太平洋諸島です。サトイモ科に分類される植物です。
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ポトスの置き場所
春から秋は直射日光を避けた戸外で管理することができますが冬は室内で管理してください。
ただし、グローバルのように派手な斑(ふ)入りの葉はデリケートですので年中室内管理をおすすめします。
ポトスの水やり
使用している用土によって異なりますが大まかな判断としては、春から秋は用土の表面が乾いたら水やりを、冬は用土の表面が乾いてから1-2日置いてから水やりをします。
斑(ふ)入りの種類は根の繊細なものがありますので、乾湿の差を確保した水やり管理が失敗を少なくするコツです。
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ポトスの温度管理
原産地が暖かい地方ですので低温には強くありません。
冬でも10℃以上を確保したいので暖かいリビングなどで管理してください。
高温には強いので夏バテするようなことは少なくむしろ成長スピードがグーンとアップしたりします。
繁殖を期待するなら真夏の高温期の成長を見越して春から葉挿しなどを始めるといいですね。
ポトスの日照管理
どんな種類のポトスでも直射日光下では葉焼けしてしまいます。
屋外管理するなら遮光(しゃこう)ネットを設置したり軒下や木影などの直射日光の当たらない環境で、室内管理でもレースのカーテン越しの光を当ててください。